院長ブログ

②抗がん剤は現況で果たしてどこまで進歩したか

皆様こんにちは。

さて、2009年から2013年に承認された抗がん剤として

蒼々たる名前が並んでいます。

総数で 68 におよぶ臨床試験が組まれ、

これにより 48種 の抗がん剤が承認され市場に出ました。

1つの薬で2つや3つの臨床試験が組まれている場合もあります。

例えば、前立腺がんへの abiraterone asetate (ザイティガ)は、

他の抗がん剤治療を受けた後に使用するか、

それとも前に使用するかで

それぞれ臨床試験が組まれています。

よって、abiraterone asetate(ザイティガ)は臨床試験が2つ

行われました。

他にも、bevacizumab(アバスチン)転移性乳がんに対して

docetaxel(タキソテール) と併用した場合で1つの臨床試験、

capecitabine (ゼローダ)と併用した場合でもう1つ臨床試験が組まれ、

さらに卵巣がんに対し bevacizumab(アバスチン)を

ファーストラインで使用した場合、

もしくはセカンドラインで使用した場合で

それぞれ個別の臨床試験が組まれています。

よって、bevacizumab(アバスチン)に関しては4つの臨床試験が行われ

4つそれぞれの使用方法に対して、承認が下りた事になります。

この他、

膵がんに対する nab-paclitaxel(アブラキサン)

大腸がんに対する panitumumab( ベクチビックス)

胃がんに対する tegafur/gimeracil/oteracil(TS-1)

肺がんに対する pemetrexed(アリムタ)

そして、gefetinib(イレッサ)、erlotinb(タルセバ)

などなど、現在日本でも主力で使われている抗がん剤が

目白押しでリストに並んでいます。


これらの薬剤の力を副作用も考慮して

あらためて精査した結果が論文の内容です。


結局のところ、この論文で述べられているのは

ざっくりと言ってしまえば、

『色々新薬が発売されて使われているけれども、

よく検討してみたら従来型の抗がん剤と比べて

ほとんど進歩していないではないか』

という事です。

従来型の抗がん剤とは、もっと古くからある

例えば シスプラチンや 5-FUなどです。

また、この時期以降に発売された新規抗がん剤は

従来よりもケタ違いに高額

であることにも触れられています。

これが国費を使って消費されているわけです。

(続く)




大阪のがん温熱免疫療法

心斎橋スリーアロークリニック

田中陽一郎

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カテゴリ: 抗癌剤

2017/11/12(Sun)15:00

心斎橋スリーアロークリニック 院長 田中 陽一郎

プロフィール -履歴・経歴-

実父の癌が免疫療法との接点となり免疫療法・温熱療法の第一人者である照沼裕先生に師事。数百例の免疫治療を経験。2009年5月に当クリニックを開院。

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