免疫療法
免疫療法
がんに打ち勝つには守りが大切
がんに打ち勝つには守りが大切
健康保険で行われる治療は「他力本願」な治療です。
外科のDr.が手術を行い、内科のDr.は抗がん剤の点滴、
放射線科のDr.は放射線治療を行います。
これらはがん細胞を弱らせますが、同時に自分の身体も弱らせます。
つまり自分の免疫力まで弱らせてしまうわけです。
これらの治療は攻撃的ですが「もろ刃の剣」と言えます。
治療した為に身体がボロボロになり、逆に寿命が縮む事もあります。
その点、免疫療法は自分の免疫細胞を使い、
あくまでも「自分の力」を最大限に発揮する事を目的としていますので
当然治療で身体がダメージを受ける事はほとんどなく、元気になります。
「免疫力」は「体力」です。
抗がん剤などが「攻め」の治療とすると免疫治療は「守り」の治療と言えます。
今までのがん治療はあまりにも「守り」がおろそかにされていました。
「攻め」一本槍では崩れる時はもろいものです。
「攻め」と「守り」がしっかりしてこそがんに打ち勝つ事ができます。
免疫療法の種類と品質
当院の免疫療法は3種類、それぞれに最高品質のブランドを使用しています。
1.高品質高活性化NK細胞療法
がん細胞は健康な人でも身体の中で毎日発生しており、その数は一日3000個以上と言われています。
これらのがん細胞は主に体内のNK細胞によって発育する前に破壊されています。
「自然」に備わっている免疫細胞という意味で「ナチュラルキラー細胞(natural killer cell)」、
頭文字をとって「NK細胞」と呼ばれているのです。
高齢の人に比べ若い人ががんにかかりにくい事はよく知られていますが、
NK細胞の活性は青年期に最も高くなり40歳代で半減、高齢者では著しく低くなります。
このNK細胞の活性が落ちるにつれてがんの発生率も高くなる事が分かっています。
当クリニックでは患者様の血液を50cc 採取し、約2週間培養して元の1000倍以上に増殖させ、
更に強力に活性化した状態にして患者様自身の体内に点滴して戻すという治療を行っています。
「NK細胞療法」については、以前から行われてきた「活性化Tリンパ球療法(LAK療法)」と同じものと
誤解されている事がしばしばあります。
確かにNK細胞の培養は非常に高度な技術が必要で、例え同じ方法で培養しても
培養担当者の技術力の差により雲泥の差が出る事があります。
当院で培養したNK細胞は、サイトカイン産生能が高いだけではなく
同時に高い細胞障害活性を持っており、
通常の末梢血では認められない高い免疫反応性があります。
LAK細胞と比べると、そのNK細胞数とがん細胞障害活性からの検討で数10倍以上高い抗がん活性を
示す事が判明しています。
このNK細胞を点滴するとT細胞などの免疫細胞も強い影響を受け、活性増殖していきます。
まさに、患者様自身の青年期の強さを持ったNK細胞が体内に注入される事になります。
当クリニックの主力となる免疫療法です。
2. CTL細胞療法
身体の中で直接がん細胞を攻撃できる免疫細胞は、主として2種類です。
ひとつはNK細胞。もうひとつが、このCTL細胞です。
CTLとは、cytotoxic T lymphocyte の頭文字をとったもので、その性質から
「キラーT細胞」と呼ばれる事もあります。
NK細胞とCTL細胞はがん細胞への攻撃の仕方にそれぞれ得意・不得意があり、
お互いに補完し合って全種類のがん細胞に対応できるようになっています。
CTL細胞は非常に強力な免疫細胞で、NK細胞と並んで双璧を成しています。
CTL療法を行うには、「アフェレーシス」と呼ばれる特殊な採血が必要です。
献血をした事がある方なら1時間ほどかけてゆっくり機械に血液を回し、
血小板など採取する方法を経験した事があるかもしれません。
それと同様の方法で、当院では最新のアフェレーシス機器(COM.TEC)を用いる事により
身体に極力負担をかけずリンパ球を採取する事が可能です。
CTL療法もNK細胞の場合と同じように、CTL細胞を作製する方法が施設によって違いがあり、
同じCTL療法と言ってもその抗腫瘍活性には大きな差があります。
当クリニックの培養研究所では最高品質のCTL細胞の培養を実現しています。
3. 樹状細胞療法(がんワクチン)
NK細胞には抗がん力がもともと備わっています。
しかし、CTL細胞の抗がん力はもともと備わっていたものではありません。
攻撃力を持たないただのT細胞が「樹状細胞」と遭遇して初めてCTL細胞となり
抗がん力を獲得できます。
「樹状細胞」はさながらT細胞専門の教育係であり、武道の先生のようなものです。
しかも、一撃必殺の技を教えてくれます。
がん細胞は正常細胞と見かけは非常に似ているため駆除しにくいのですが、
実は樹状細胞はこの見分け方をT細胞に教えるのです。
一口にがん細胞と言っても実に様々な種類があります。
犯人のモンタージュ写真にも色々あるように、がん細胞にも例えば「額に傷がある」タイプ、
「ほっぺたに傷がある」タイプ、「首筋にあざがある」タイプなど様々な種類が存在するのです。
しかし今身体の中で悪さをしているのが「額に傷がある」だとすると、
樹状細胞はその「額に傷がある」モンタージュ写真をT細胞にしっかり覚え込ませ、
この顔を見たら攻撃するようにT細胞を育て上げます。
晴れてCTL細胞に成長したT細胞は、この顔つきのがん細胞をやっつける為、
身体の果てまでも動き回り働きます。
T細胞を教育するのが樹状細胞ですから、樹状細胞自身が優秀でなければ
T細胞に教育する事もできません。
当クリニックではがんの特徴となるデータを多数保持しており、
患者様の血液から非常に優秀な樹状細胞を作製しております。