院長ブログ
クリニックの特徴
ペプチドは最低3種類使用するべき。
2012/02/04(Sat)11:42
皆様こんにちは。
さて、蛋白質の破片を 『ペプチド』 と呼びます。
がん細胞に特有のペプチドが何種類も見つかっています。
がん細胞の転移や増殖に関わるペプチドなどです。
このペプチドを免疫細胞に認識させる事で
がんに対する身体の抵抗力を大幅に高める事ができます。
ペプチドは既に200種類以上も発見されました。
それぞれ、暗号のような名前がついています。
有名どころは、GPC-3、MUC-1、WT-1、MAGE-3、などです。
しかし、どれか一つで飛びぬけたものはありません。
これらは他より早めにみつかったので
有名になった感があります。
一つのペプチドでそれなりに太刀打ちできるのは
肝臓がんに対する GPC-3 くらいでしょう。
それよりも重要なのは、
200種類を越えるペプチドの中から
その人の治療に最も良いペプチドを
3種類選ぶという事です。
身体が1種類のペプチドにしか反応しない場合、
ほとんど効果を期待できません。
しかし、3種類に反応したとき、大幅に寿命が延びます。
これは東大の中村裕輔研究室や久留米大学での
ペプチドを使用した免疫治療の臨床試験で
明らかになってきています。
「どれが良いか」「どれか一つ」ではありません。
免疫細胞の場合、NK細胞、γδT細胞、樹状細胞、
αβT細胞、CTL、という5種類のバランスが必要なように、
ペプチドも、「その人に合った3種類」 が必要です。
当院は、関西圏で最も多くの
優れたペプチドを使用して
他にはない治療効果を挙げています。
あきらめないがん治療専門
心斎橋スリーアロークリニック
田中陽一郎
カテゴリー: クリニックの特徴