症例報告
症例報告
◆ #8 肺癌(腺癌)・胸膜転移 【ソフトボールも楽しめる体調に!】
肺癌(腺癌)、胸膜転移
62歳 男性
2010年3月左肺腺癌を指摘され、同年7月胸腔鏡にて左肺下葉切除。
リンパ節転移、胸水ともに癌細胞が認められた。
主治医より一旦入院しての抗癌剤治療を勧められたが、
仕事を続ける必要があり、
また強い副作用は許容できないため保留。
身体に優しい治療を求めて、当院紹介受診。
2010年9月より、NK細胞や樹状細胞などの複合免疫療法(2クール)と
サーモトロンRF-8による温熱療法を開始。
同年10月より複数の抗がん剤を
副作用が仕事などに支障がでない程度に量を調節して組み合わせ、
温熱療法と同時併用。
腫瘍マーカーの推移は下図に示す。
本来であれば急激に上昇する腫瘍マーカー値は
長期的に抑制されており、
PETなどの画像上も
同じく長期的に肺癌の悪化を認めていない。
ほとんど副作用なく
癌の休眠状態に持ち込めている。
複合免疫療法を施行中は1週間に1回の通院、
今は2週間に1回、非常に元気に通院中。
土日の治療なので
バリバリ仕事をしながら、
趣味のソフトボールも楽しめ、
全く普通の日常を過ごされている。
この例で示されるように、
必ずしも腫瘍マーカーを正常値に入れる必要はない。
症状がなければ、悪化しない程度に治療を加える方が
日常生活も楽しめ、予後も良い。