症例報告

症例報告

◆ #5 大腸がん(肝転移・肺転移) 【備えあれば憂いなし】

大腸がん、肝転移、肺転移

 

 

59歳 女性


大腸がんが転移し、急激に腫瘍マーカーの値が悪化。

病院で抗がん剤を始める前に当クリニックに御相談に来られた。


 

大腸がんに対する抗がん剤の標準治療の代表的な方法が、

通称FOLFOXと呼ばれる組み合わせで、

 

原則として二週間に一度の抗がん剤点滴を行い、

12回(約6ヶ月間)繰り返すことを目標とする。

 


しかし一般的には、オキサリプラチンの副作用が

治療を継続するうえでの最も大きな障壁となる。

末梢神経障害が蓄積し手足のしびれがひどくなったり、

 

急性のアレルギーが発症して、

中止せざるを得なくなることも多い。

 

大腸癌は、この抗がん剤治療を

どれだけ副作用なく継続できるかどうかが、

治療成功の非常に大きなポイントである。

 


 

当院におけるこの症例の女性は

小柄で決して体力的に恵まれてはいないが、

高濃度ビタミンC点滴をはじめとして

 

当クリニックで様々な工夫を凝らした治療を併用し、

あらかじめオキサリプラチンの副作用に備えていた結果、

ほとんど手足のしびれを感じることなくFOLFOXを12回完遂できた。

 


しっかり完遂できたことにより腫瘍マーカーは順調に低下

正常値となった。

 

 

 

病院外来では、抗がん剤点滴を行いながら

パクパク弁当を食べることができ、驚愕された。

 

また、通常より抗がん剤による

白血球の低下や貧血のダメージが少なく

強い身体をしていると病院では驚かれている。

 

しかし、十分に備えていたからこそ憂いがなかったに過ぎない。

 

 




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